日々進化していく音楽の世界と変わらないもの a flood of circle 4/3 レポ

2016年6月7日

2016年4月3日(日)
a flood of circle「AFOC 10th Anniversary“THE BLUE TOUR -青く塗れ!-”」ツアー
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出典hokuriku.my-fav.jp

水戸LIGHT HOUSEより


邦楽ロックと呼ばれるバンドブームの昨今。ノリがよく、親しみやすいメロディーと歌詞を武器にした、若手バンドが活躍してる音楽シーンで、少々コアなファン層を持つバンドがいる。
a flood of circle。
ブルースとカントリー、そしてロックンロールを掲げる彼らは今年10周年を迎えた。ひと月ほど前に新宿ロフトで幕を開け、そのスタート地点となるのが茨城にある水戸LIGHT HOUSEである。
2年ぶりのワンマンツアーとの事で、各会場では、多くのファンが、彼らの今を見つめようと押し寄せていた。わたしもその一人である。
今ツアーのテーマである「青」をモチーフとし、各会場には青いサインペンとメッセージボードが用意された。文字のごとく青く塗られたボードはファンならではの言葉で楽しく素敵にツアーを盛り上げていた。
さて肝心のライブなのだが、先日発売されたベストアルバムを引っさげてのセットリストとなっている。それに加え、春らしい曲なども忘れていない。
始まった途端、会場はモッシュと叫び声に染まり、スモークのごとく汗が蒸発していくのが見えた。
初期から通っていた訳では無いのだが、様々な経歴を乗り越えて10周年、ベスト発売、感極まるものがある。組まれたセットリストと共に、その歴史が浮かんでは弾けていった。記念となるツアー初日の場に立てた感想は、ファンとして、ただただ感動のひとことである。
万人受けするとは言えないくせのあるバンドサウンドとストレートな歌詞。わたしは彼らの持つ個性に惹かれた。芯にロックンロールを掲げ、現代に揉まれながら葛藤し変化を遂げていくバンドの成長も素晴らしい。この日もロックンロールを叫ぶボーカルの言葉がいちいち胸に刻まれていく。
けして広いとは言えない、ライブハウスらしいライブハウスで、今日も彼らは生まれ変わっていく。次はどんな姿になるのだろうとわくわくする。
久しぶりのワンマン、許す限りの時間で彼らは歌い、わたしたちは楽しんだ。