福岡発のモンスターバンド「ナンバーガール」

2016年5月17日

現在は惜しくも解散してしまいましたが、私にとって一生忘れることのないくらい強烈な印象を残した「ナンバーガール」というバンドをご存知でしょうか?


ファーストインパクトが強烈だったバンド「ナンバーガール」

11 (1)
出典loft-prj.co.jp

14_main
出典rooftop.seesaa.net

eastern youth 吉野氏
yoshino01_ph04
出典jp.yamaha.com

博多弁をクールに歌詞へ盛る「ナンバーガール」を知ったのは、私が現在も活動中のバンド「eastern youth」でのライブでした。そのライブの中でeastern youthギターヴォーカルの吉野氏が「最近、福岡からカッコいいバンドが出たね」と紹介していたのが「ナンバーガール」。メンバー全員とも福岡出身で、僕が知ったのはちょうどセカンドアルバム「SCHOOL GIRL BYE BYE」をリリースした直後。そのライブの時から気になっていたのでモノは試しと視聴もせずそのアルバムを購入しました。一曲目の「タッチ」を聞いた瞬間から、もう虜になっていました。切れそうなくらいエッジのあるサウンドに、どこか諦観的な歌詞。独特なサウンドを放つバンドのメンバーは、一見特徴のない風貌。そんな彼らがあの攻撃的なサウンドを奏でているというギャップにもまた私は惹かれました。

NUMBER GIRL タッチ -Live-


博多弁すらクールに聞こえてしまう凄さ

私は福岡出身で、話す言葉も博多弁なのですが、方言というのは話し言葉では自然でも、文章や歌詞となると、どこか不自然な感じがして個人的には好きではなかったのですが、このナンバーガールの曲にはバリバリの博多弁が出てきます。中でも印象的なのはサードアルバム「SAPPUKEI」に収められた「ZEGEN VS UNDERGROUND」という曲。攻撃的なサウンドの中で「バリヤバい」という博多弁が強烈なアクセントとなってこの曲全体を言葉通り「バリヤバい」ものにしています。これは福岡出身の僕にとっては良い意味で雷を落とされたくらいのショックでした。

ZEGEN VS UNDERGROUND


後世のバンドに強い影響を与えるバンド「ナンバーガール」

kinoko_header_201510
出典www.universal-music.co.jp

私が初めて聞いたセカンドアルバムから、サード、そして最後となったアルバム「NUM-HEAVYMETALLIC」にかけて「ナンバーガール」は一貫して自分たちの音楽を追究していたように思います。そんな彼らに惹かれバンドを始めた若者たちも多かったのではないかと思います。最近知ったバンド「きのこ帝国」もそのひとバンド。彼らの曲の中にはストレートに「Girl meets Number Girl」とあるくらい。そしてその「きのこ帝国」の音楽にまた私はいま引き込まれています。素晴らしい音楽は素晴らしい音楽を生むのだなと、彼らの音楽を耳にしながら思いました。
現在、「ナンバーガール」のメンバーそれぞれは別々に活動していますが、叶うものなら再び彼らが一つになった音楽の渦に溺れてみたいと願っています。