シューゲイザーからポップまでPlastic Treeの魅力

2016年6月16日

1997年デビューのPlastic Treeは、シューゲイザー音楽を中心に、ロックやポップ、カバー曲などさまざまなジャンルを取り入れた音楽を発表し、活動の幅を広げています。NHKの音楽番組に出演したことをきっかけにファン層が拡大、現在ではライブチケットの獲得が難しいアーティストとなるまで成長しました。
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本好きのボーカルならではの歌詞
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Plastic Treeの楽曲の多くは、ボーカルである有村竜太朗が手掛けたもの。特に作詞については、2002年発売のアルバム『トロイメライ』にて初めて他のメンバーが作詞を担当するまで、すべて彼が行っていました。デビュー当初は心の闇を描いた万人には理解できないような妄想などの歌詞が多かったものの、徐々に前向きで穏やかな言葉を取り入れることが増えていきました。ただし、歌詞スタイルがすっかりと様変わりしてしまったわけではなく、物悲しさや浮遊感といった根底に流れているものは一貫して変わっていません。


ギターとベースの絶妙な絡まり

ナカヤマアキラ
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長谷川正 ベース
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Plastic Treeの楽曲は、楽器隊のしっかりとした演奏によって支えられています。他バンドのサポートとしても活動するギタリストの玄人感のあるプレイテクニックは、小さな音の粒までしっかりと表現。また、ベーシストの演奏はベースがうねっているのが特徴的。ギター音の隙間に波のように入りこんで、厚みのある音楽を編み上げています。癖のある二人のプレイに浮遊感のあるボーカルが載ることで、重くなりすぎない、聴き手を飽きさせない音楽が完成します。


ファッションモデル経験のあるボーカルのファッションにも注目

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Plastic Treeで注目すべき点は、音楽だけに留まりません。メンズファッションブランド『GATGET GROW』のモデルを務めたボーカル・有村竜太朗の衣装に、ファンは高評価をつけています。Plastic Treeのおしゃれ番長といえば彼というほどで、衣装はもちろん、私服のセンスもきらりと光っています。決して派手なファッションではなく、黒を基調にし、ワンポイントで個性を取り入れた上品なファッションです。


轟音の前にある浮遊感

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Plastic Treeはデビュー以降、さまざまな面で変化を遂げてきました。それは楽曲の系統であったり、ファッションであったりとさまざまですが、根底にある物悲しさはいまでも変わっていません。楽器隊によるテクニック重視の楽曲があるかと思えば、ボーカルがギター一本で歌う楽曲も存在する、やりたいことを詰め込んだバンド。ギターとベース、そしてドラムの轟音の前にふわりと佇むボーカルの独特な浮遊感が、Plastic Treeらしさと言えるでしょう。